アニメと日々を見聴きする。

アニメの感想/考察中心に、長文を記録しておきたくなった時に記録するブログ。劇伴音楽関連の話題が多いかもしれません。

【イベントレポ】『響け!ユーフォニアム』4回目だよ!宇治でお祭りフェスティバルに行ってきました

一週間前の話になりますが、京都府宇治へ赴いて「『響け!ユーフォニアム』4回目だよ!宇治でお祭りフェスティバル」に参加してまいりました!それにしても、もう4回目になるのですね。

イベント会場である宇治文化センターまでは、駅から徒歩で歩きました。2年前のイベント参加時に駅からバスに乗ろうとしたらユーフォファンで埋め尽くされていて乗れなかった経験から、毎年徒歩にしています(笑)。
毎度のことながら、6月初頭の暑さの中で会場まで歩くのは結構しんどいです。軽く熱中症になりかけるので水分補給は大切ですね…。

ようやく到着するともう入場が始まってました。宇治文化センターの光景には実家のような安心感を覚えます。 しばらく涼んでから会場の中へ。今回席はかなり遠めでした…が、参加できただけ幸せです。


そしていよいよイベントが始まるのです!北宇治カルテットの4名+なかよし川コンビが登場。衣装被りでつかみはバッチリ(笑)。

ここからは記憶のある範囲で書いていきたいと思います。

まずは劇場版次回作の情報解禁がありました!

anime-eupho.com

「誓いのフィナーレ」

かっこいいサブタイトルだ…。「誓い」とは何の事なのか…フィナーレとは何を指すのか…。妄想が膨らみます。
キービュジュアルの躍動感がすごいです。なんか今にも楽器でバトル始めそうなかっこよさがありますよ。久美子の他には4人の北宇治新入生が顔を明かしています。
目を引くのはやはり、真ん中であたかも主人公のように居座っているユーフォニアム新入生・奏。一期の時の久美子のポーズと同じだと話題になっていますね。この佇まいだけでも奏らしさが滲み出てくるような…いやこれ以上は原作ネタバレになるからやめとこうかな。とにかくこの奏を見て期待感がどんどん増してきました。
安済知佳さんの「トランペットは…?」で会場爆笑。みごとに低音オンリーですからね〜(笑)。でもトランペットにも重要な新入生がいるはずなんだけどな…?そこらへんどうなるんでしょう。第二楽章は本来テレビシリーズで1クールやっても良いくらいの密度だと思いますし、劇場版にまとめるとなると結構エピソードの取捨選択も多くなってくるのでしょうか。しかしキービジュアルだけだとなんとも分からないですよね。

公開は2019年春ということで、待ちきれない!正座して続報を待ちましょう。


しばらく「リズと青い鳥」の線が細くてガラスのように繊細なキャラデザに触れてきて、久しぶりこうやって「響け!ユーフォニアム」シリーズのキャラデザを見ると、力強さとか芯がある感じの印象を受けました。久しぶりにこの世界観に帰ってきたな、という懐かしさすら感じます。

そして第三回吹奏楽コンサートの開催も決定しました。実は私は響け!の吹奏楽コンサートはまだ見に行った事がないんですよね。今回はきっと組曲リズと青い鳥」とかも含めてやるのだろうな…と想像してます。一回行ってみようかな…。



情報解禁が終わると次は企画コーナーへ。

オンリーワン個性対決!

人と被ったらダメなやつ。お題はたしか、

・九州の県
・赤いフルーツ
・好きなカレー
・Aから始まる英単語

一番印象に残っているのは、英単語のお題で安済さんの出した"Anknown"。本当はUnknownでしたというオチ。
スタッフさんも一瞬ピンポン鳴らしてましたよね…?(小声)
artとかaliveとかオシャレ単語がポンポン出てきてすごいな〜とか思ってました。自分はとっさにappleくらいしか出てきませんでした(笑)。

目利き対決

格付け的なやつですね。」言っちゃったよ。お題は、

・和紙
・お茶
・皿
・アイス
・ペン

多分宇治っぽいもの推しで来てるんですかね。私も影響されてお土産でお茶を買いましたよ。
お茶とかアイスとかの食べ物系の時は、ハッキリ6対0で意見が一致していたので面白かったです。やっぱり高価なものって美味いんだなあ…。

持ってるか対決

ロシアン的なものをやって"持ってる"人を探すゲーム。

・トランプでジョーカーに当たる人
・めっちゃ甘いお茶に当たる人
・押すとピンポン鳴るボタンに当たる人
… などなど、全部は覚えてないんですけどシュールなのもまじりつつという感じのコーナーでした。ロシアンといってもわさび寿司的な事はやらない優しさ。

朗読コーナー

キャスト6名による書き下ろしストーリー朗読コーナー。それまでロシアン的なことやっててもスッと演技モードに雰囲気が切り替わりました。
内容は、新入生歓迎のための演奏曲目を考えるというもの。「暴れん坊将軍」はマンネリ化してるから別なのを考えようよ〜と話すなかよし川の会話から物語は始まり…。
詳細なところは覚えてないのであらすじはこれくらいなんですけど、なかよし川×ハッピーアイスクリーム/だいすきのハグ、滝命な麗奈など楽しい要素詰め込みまくった朗読劇でした。ああいうコミカル展開になると葉月がひたすらツッコミに徹することになるのだなあ…というのも発見でした。

話は変わるんですが、みぞれの新歓の様子とか朗読劇で見てみたいな〜とか思いました。あの調子でどうやってダブルリードに3人も入れられたのか不思議でなりませんので(笑)。南中の他の3人あたりも絡ませて朗読したら絶対楽しいと思うんですよね。という独り言でした。

「ディスコ・キッド」の名前が出て来たのは吹奏楽ファンへのサービスでしょうか。私もそこまで吹奏楽曲詳しくは無いですが、この曲は結構有名なこともあり知っていました。だいぶ昔のコンクール課題曲だったようですね。こんな演奏会向きのノリノリな曲が課題曲だったのですね。
ぜひディスコキッドを演奏している北宇治が映像化されないかな…などと淡い期待を抱くのでした。新歓とか、定期演奏会の様子とか、ぜひ映像化してほしいです。OVAとかでもいいんで!


そんなこんなでイベントは終わりをむかえ、お別れの挨拶へ。
去年のイベントではここで2本の新作劇場版決定がサプライズで発表され、観客席もキャストの皆さんも興奮と動揺とに包まれてとんでもない事になったわけですが…


2年連続でサプライズはさすがにありませんでした!
去年のことがあって少しハードルを上げすぎていた所はありますが、まあこれが普通ですよね(笑)。


キャストのどなたかから「2年生編があるってことは3年生編ももしかしたら…」という発言がありましたが、3年生編の実現への期待はおそらく多くの人が共通して持っているでしょう!
響け!ユーフォニアム」シリーズ、今後の動向がまだまだ楽しみです。




イベントの前後には宇治周辺を中心に、聖地巡礼してきました。

f:id:r_lin:20180610105730j:plain 京アニショップ。移転してたのを知らず最初はひっかかってしまいました。

f:id:r_lin:20180610105855j:plain 宇治川水管橋ではたまたま自分一人になったので、サントラから「響け!ユーフォニアム ~久美子と二人きり Ver.~」を流しながら佇んでみました。この空間に二人はいたのかと、感慨にひたりました。夕暮れだったらなお良かったですね。

f:id:r_lin:20180610105934j:plain 喜撰橋近辺。あの橋の下あたりで久美子と麗奈が花火を見ていたのですね。

f:id:r_lin:20180610110008j:plain 観流橋からの眺め。トランペットを吹く麗奈に見えていたのはこんな光景だったのかな。



こののどかで静かな風景があったからこそ、「響け!ユーフォニアム」という作品が生まれたのだなあという思いを改めて確認できました。ユーフォを生んだこの街の雰囲気や風景を壊さないように、この街や作品とつき合っていく必要があるかもしれません。